法人の設立って自分でやるのは面倒だし大変なイメージがありますよね。
代行してくれる業者もありますが、やはり1番安いのは自分で会社設立手続きを行う方法です。
そこで今回は、実際に一人だけの合同会社を設立した時の手順を体験談としてご紹介したいと思います。
会社設立にはfreeeを使うのが簡単でオススメ
会社設立手続きを自分で行うといっても、本当に全てを1からやるのは逆に時間とお金の無駄になってしまいます。
定款などは自分でやるよりも業者に頼む方が安くなる仕組みになっているので、書類作成までは代行サービスを利用しましょう。
色々比較・検討しましたが、オススメは「freee」です。
法人設立に必要な情報を入力
会社設立freeeの案内に沿って、定款・登記書類の作成に必要な情報を入力していきます。
会社の印鑑もfreeeから発注する事も可能ですが、より安く揃えたい場合は他のネットショップで注文するのが良いと思います。
私はハンコヤストアで頼みました。
登記情報の入力が終わったら、次の「設立手続き」ステップに進みます。
定款は電子定款で
定款の認証方法は「電子定款」を選びます。
電子定款だと紙での提出では必要な印紙代4万円が不要になるので、電子定款一択で大丈夫です。
通常は専門家への代行手数料が5,000円かかりますが、私はfreeeの年間契約をするという事で無料になりました。
個人事業主時代は全て自分で経理をしていましたが、さすがに法人の決算書類作成は会計ソフトを使わなければ無理!と先輩方に教えて貰っていたので、初年度は迷いなく契約しました。
1回決算を経験すれば、次からは自分でする事も可能かな?と目論んではいます。
自分の印鑑証明など必要書類をアップロードしたら、専門家から電子署名済の電子定款が届きます。
書類を印刷して、法務局に提出
その後個人の口座に資本金を入金。
振り込みの明細をコピーしておきます。
全て完了したら登記書類がダウンロード出来るようになるので、これを印刷します。
情報は全て入力されているので、めっちゃ楽です。
そしたらその書類を持って、法務局に書類を提出します。
提出後、正式に完了するまでは1週間〜2週間程かかりました。
法人設立後の手続き
法人設立が完了したら、下記の場所に登記書類を提出していきます。
書類は色々ありますが、freeeなら管理画面から印刷するだけなので楽です。
年金事務所
[必要な持ち物]
・健康保険・厚生年金保険新規適用届
・登記事項証明書(原本)
税務署
[必要な持ち物]
・法人設立届出書
・青色申告の承認申請書
・給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
・定款のコピー
都道府県税事務所
[必要な持ち物]
・法人設立届出書
・定款のコピー
・登記事項証明書のコピー
市町村役場
[必要な持ち物]
・法人設立届出書
・定款のコピー
・登記事項証明書のコピー
法人口座を作る
上記の手続きが完了したら、法人口座を作ります。
私はあまり深く考えずにGMOあおぞらネット銀行で無事作る事が出来たのですが、その後ある理由でジャパンネット銀行にも作る事になってしまいます。
それは、社会保険料の納付です。
ネット系の銀行だと、法人の社会保険料がPay-easy(ペイジー)でオンラインで支払えるのが、ジャパンネット銀行と楽天銀行くらいしかないんですよね。
先に知っていれば最初からジャパンネット銀行にしたんですが。。
なので法人口座はジャパンネット銀行がオススメです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は一人社長の合同会社の設立体験談をご紹介しました。
基本的には株式会社も同様だと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。