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高齢者(年金収入のみ)夫婦は確定申告が必要?還付でお得!お金が返ってきます。

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年に一度やってくる確定申告。
僕は個人事業主なのでfreeeを使って自動で簡単に確定申告していますが、今回は祖父母の確定申告を手伝う機会があったので、経験をシェアしておきたいと思います。

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高齢者の確定申告

まず、収入が年金のみの高齢者の場合、基本的には確定申告をしなくても問題はありません。

参考:政府広報オンライン

ただ上記のサイトにもある通り、一定額以上の医療費を払った場合などは、公的年金から源泉徴収されている所得税の還付を受ける事が出来ます。
僕の祖父母のケースでは、医療費が10万円以上かかっており、4万円程の還付を受ける事が出来ました。
意外と大きな金額ですよね。

で、いままでも祖父母は確定申告をしていたのですが、税務署に行って、待機や入力などで2〜3時間かかって毎年ストレスだと言っていたので、手伝ってあげました。

税務署に行かなくても確定申告は出来る

確定申告は、税務署に行かなくても出来ます。
自宅のパソコンで作成し、申請する方法があるのです。

中でも2通りの方法があり、1つはe-Tax(電子申告)、そして印刷&郵送です。

※平成31年(2019年)1月から、スマホを使ったスマート申告が開始されました。
しかし1度税務署に行かないとダメという事で、使い勝手は今後に期待といったところ。
やはり郵送の方が楽でしょう。
詳しくは国税庁HPをご覧ください。

e-Tax(電子申告)

自宅のパソコンにe-Tax対応のICカードリーダーをつなぎ、作成→提出まで行える方法です。
↓のようなカードリーダーを購入する必要があります。

この方法はパソコンが苦手な方などにはお勧めしません。

自宅で印刷&郵送

自宅のパソコンで確定申告書を作成し、印刷して税務署に郵送する方法です。
基本的にはこの方法が一番良いと思います。
かかる費用は印刷にかかる数円と切手代くらいです。

僕もこの方法で確定申告を行いました。

確定申告書類作成

国税庁のHPから、確定申告の書類を作成する事が出来ます。
ある程度パソコンに触れる方なら、無理なく作成出来ると思います。
案内も親切です。

確定申告

上の画像が国税庁のHPです。
上部にお知らせがあり、毎年微妙に仕様変更がありますので、チェックしましょう。
そして「作成開始」という青いボタンから作成する事が出来ます。

あとは順番に案内に沿って入力していけば、無事確定申告書類が完成します。
それを印刷して、自分が住んでいる場所管轄の税務署へ郵送しましょう。

【ワンポイントアドバイス】
作成して最後に印刷する段階になったら、下の方に「入力データを保存」というボタンがあるので、これを押してデータをダウンロードしておきましょう。後で入力ミスに気づいたり、来年作成する時にとても楽ですよ!
確定申告

確定申告に必要な書類

公的年金の源泉徴収票が確定申告の前に送られて来ますので、これを用意します。
あとは社会保険料控除(医療保険、生命保険など)の書類と、かかった医療費の明細書などを用意しましょう。

【事前に用意する書類】
[所得に関する書類]
(例)
・給与所得の源泉徴収票
・公的年金等の源泉徴収票
・保険会社から送付される個人年金の支払調書、年金支払証明書 など

[所得控除に関する書類]
(例)
・医療費の領収書
・生命保険料控除証明書
・寄附した団体などから交付を受けた寄附金の受領証 など

老人控除対象配偶者

僕の祖父母のように、70歳を超えていて、収入が公的年金のみの場合、その収入が158万円以下であれば配偶者控除を受ける事が出来ます。
なので確定申告をするのは旦那さんで、奥さんは配偶者になるので確定申告不要という事ですね。
かかった医療費などは夫の方に合算する事が出来ます。
老人控除対象配偶者については、国税庁のサイトよりも下記のサイトの方がわかりやすく解説されています。

会計どっとこむ

年金収入のみの夫婦の場合

で、僕の祖父母は↑の配偶者控除を受けられるケースでした。
その場合、確定申告をするのは夫1人でOKです。
添付する書類は、夫が支払った所得控除に関する書類と、身分証です。
下記の書類を添付しました。

・身分証明書のコピー
・公的年金等の源泉徴収票
・後期高齢者医療保険料の年間支払い証明書
・生命保険料控除証明書

まず、身分証明書について。
これは写真入りのマイナンバーカードならそれ1枚でOKなのですが、持っていない場合はマイナンバー通知書+免許証などのコピーが必要になります。
源泉徴収票は、夫の分だけで大丈夫です。

後期高齢者医療保険料と生命保険料控除については、夫が支払っていれば妻名義の支払額も控除出来ます。

後期高齢者医療保険料の場合、年金から天引きか窓口納付・口座振替が選択出来るのですが、天引きの場合は妻が支払っているので控除出来ません。
窓口納付・口座振替で夫が支払いを行った場合は控除出来ます。

まとめ

もし家族に税務署に出向いて確定申告している人が居たら、是非手伝ってあげましょう。
少しパソコンが使えれば、すぐに作成出来ます。
家族の時間も、税務署の方の時間も節約する事が出来ますからね。

確定申告自体がよくわからない!計算とか苦手!という方は、下記のような本を1冊読むだけですぐ理解出来ると思います。
僕も数字なんて見たくない!というタイプでしたが、要は収入と、社会保険料などの控除額を記入するだけで良いので、難しくありません。
税率の計算などはパソコンで作成すれば自動でしてくれますから。
以上、ご参考になれば幸いです。

ちなみに確定申告書の記入や計算は、freeeでも全部自動でやってくれるのでオススメです。



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