さくらのレンタルサーバからwpxサーバーに移転した時の方法と手順まとめ

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私が運営しているサイトの中に月間30万PV程に成長したサイトがあるのですが、だいぶサイトの表示速度が遅く感じるようになってきたのでサーバーを引っ越しする事にしました。

「500 Internal Server Error」もたまに出てたりもしてたので。

そこでさくらのレンタルサーバからwpXレンタルサーバーに移転したときの手順などをまとめておきたいと思います。

さくらレンタルサーバー

これまで使ってきたのは、さくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」スタンダードプラン。
月額515円で高機能、コスパの高いレンタルサーバーです。

ただ、さくらのレンタルサーバは今回のようにサイトが成長してPVが増加してきた場合、上位プランに切り替えができない(新規で契約になる)ので、ゼロからレンタルサーバーの比較を始めました。

WordPressに最適なレンタルサーバーを探す

求めるのは、安くて、使いやすくて、表示速度が早いレンタルサーバーです。

この条件でかなりじっくり情報収集した結果、エックスサーバーwpXレンタルサーバーwpXクラウドの3つが最終候補になりました。

簡単に特徴をあげると、こんな感じ↓

エックスサーバー

エックスサーバーは、一番スタンダードなレンタルサーバーです。
WordPress以外のCMSなども自由に作る事が出来ます。

wpXレンタルサーバー

エックスサーバーとの違いは、WordPressの運営に特化している事。
この制限がある事でWordPressに最適なサーバー環境になっているので、表示速度も早いです。

wpXクラウド

wpXレンタルサーバーとの違いは、1つのサイトしか運営出来ないこと。
その分プラン変更が簡単、初期費用が不要というメリットもあります。
ちなみに上記2つは複数サイト運営が出来ます。

wpXレンタルサーバーに決めた

途中までエックスサーバーで検討していました。
今後もしかしたらWordPress以外のサイトも運営するかも?とも思ったんですが、そのわずかな可能性で表示速度を犠牲にするのもおかしいかなと思い、最終的にはwpXレンタルサーバーに決めました。

管理画面をみた感じもWordPressに特化している分シンプルで使いやすいです。

wpXとさくらの比較

wpXレンタルサーバーさくら(スタンダード)
初期費用5,000円1,029円
月額
(1年契約)
1,000円429円
ディスク容量30GB100GB
転送量制限50GB/日80GB/日
MySQL10個20個

スペックとしてはこんな感じ↑。
あれ、wpXの方が料金が高いのにスペックが低い…?と思ってしまいますが、容量などの数字とサーバーの性能は全く別問題です。
それにディスク容量や転送量制限については、何百万PVという大規模サイトで無い限りは気にする必要はありません。

唯一考慮すべき点としては、MySQLが10個というところ。
WordPressのサイトが最大10サイトという事になります。
僕は力を入れて運営出来る最大数は3サイトくらいだろうという考えなので大丈夫ですが、10サイト以上運営したい!という方はエックスサーバーの方が良いでしょう。

そしてサイト運営者としてサーバーを選ぶ基準はセキュリティ、使いやすさ、そして何より表示速度ですよね。
さくらからwpXへ移転した後の検証結果をまとめました↓。

関連記事:さくらのレンタルサーバからwpXサーバーに変えたらサイト表示速度はどれくらい変わるか

さくらのレンタルサーバからwpXレンタルサーバーへの移行

という事で、さくらのレンタルサーバからwpXレンタルサーバーへの移行を行います。
おおまかな流れとしては、

1.wpXレンタルサーバーに申込
2.さくらのレンタルサーバからWordPressデータをダウンロード
3.wpXレンタルサーバーへWordPressデータをアップロード
4.ネームサーバーを書き換え

という流れです。

wpXレンタルサーバーに申込

まずは、wpXレンタルサーバーに申し込みます。
無料の試用期間もついているので、管理画面などの感じも試す事が出来ますよ!

申し込みが完了したら、管理画面から[ドメイン管理→ドメイン追加設定]に行き、ドメイン追加を行います。

続けて、WordPressをインストールします。
ドメイン追加後に表示されるリンク、もしくは[WordPress管理→新規インストール]からインストールが可能です。

wpx管理画面

インストール後、自動生成のパスワードが表示されますので、これを使ってwpXサーバーのWordPress管理画面にログインする事が出来ます。

さくらのレンタルサーバからWordPressデータをダウンロード

次に、今使っているさくらのレンタルサーバからWordPressのデータをダウンロードします。

ここでFTPソフトを使ってサーバー上のWordPressフォルダを丸ごとダウンロードするという説明をしているサイトも多いのですが、このやり方はかなり時間がかかります。(数時間)

それよりも、プラグインを使うという簡単で早い方法があります。
Duplicatorも有名ですが、より評価も高かったので僕はAll-in-One WP Migrationを使いました。

All-in-One WP Migrationの使い方

まず、[WordPressの管理画面→プラグイン→新規追加]から、「All-in-One WP Migration」で検索してインストール&有効化を行います。

All-in-One WP Migration

管理画面にAll-in-One WP Migrationが表示されるようになるので、エクスポートを選択します。
そのまま、「ファイル」をクリックすれば、エクスポート容量の計算が始まります。
(ファイル以外の選択は有料オプション)

容量が512MB以下ならそのままエクスポートして問題ありません。
それ以上になるとインポートの際に有料ライセンスが無いと出来なくなってしまいます。

All-in-One WP Migration

その場合は「高度なオプション」の「メディアライブラリをエクスポートしない」にチェックを入れれば容量をかなり減らす事が出来ます。
画像フォルダは後でFTPソフトでアップロードすれば問題ありません。

wpXレンタルサーバーへWordPressフォルダをアップロード

次に、移転元からエクスポートしたファイルを移転先へアップロードします。

hostsファイルの設定

この段階ではまだネームサーバーの変更をしていませんので、自分のドメインにアクセスしても旧サーバーのサイトが表示されてしまいます。

そこで、「hostsファイルの設定」をする事で、自分のパソコンからだけ新サーバーへアクセス出来るようにします。
設定については下記のサイトがわかりやすいです。
hostsファイルの設定方法|mixhostヘルプセンター

wpXレンタルサーバーのIPアドレスは、管理メニューの「サーバー情報」から確認できます。

インポート

上記設定の完了後、自分のパソコンからサイトURLへアクセスすると、新サーバーに接続されます。
まだWordPressをインストールしただけですので、まっさらなWordPress画面が表示されています。

そしてインストール時に設定したidと、自動設定のパスワードを入力して管理画面にログインします。
「All-in-One WP Migration」プラグインをインストールして、今度は「インポート」を選択します。

そして先程のファイルをインポート。
サイトを表示すると、ちゃんと自分のサイトになっていると思います。
(管理画面へのログインid、pwも以前の設定に戻っています)

画像を除いてインポートした方は、画像がまだアップロードされていません。
FTPソフトで旧サーバーからメディアフォルダをダウンロードし、新サーバーへアップロードしましょう。

メディアフォルダは、[WordPressフォルダ/wp-content/uploads]です。
サイトの確認が終わって問題が無かったら、あとはネームサーバーを変更して完了です。

SSLサイトの場合

SSL化していないサイトの場合は上記の手順で問題ないのですが、SSL化しているサイトだと少しややこしくなります。
SSL化しているサイトだと、hostsファイルの設定をしても新サーバーのサイト表示を確認する事が出来ません。

「この接続ではプライバシーが保護されません」などの表示が出てアクセスできないのですが、これはエラーではありませんので焦る必要はありません。
ネームサーバーを切り替えないと新サーバーでSSL証明書が設定出来ないのです。

なので、SSLサイトの場合は先にネームサーバーを変更する必要があります。
今は旧サーバーに向いているネームサーバーを、新サーバーへ変える、という事になります。

なので[ネームサーバーの変更→新サーバーでSSL証明書の設定→ファイルのインポート→サイト確認]まで出来るだけ早く行いたいところです。
画像を除いてエクスポートした場合は、画像だけ先に新サーバーにアップロードしておきましょう。
時間がかかりますので。

で、まだアクセスの少ないサイトならそんなに気にしないで作業して良いのですが、PVの多いサイトの場合はなるべくアクセスの少ない時間に行いたいですね。
ネームサーバーを変えた段階で訪問者も新サーバーのサイト表示に変わり始めますので。

あと、wpXの場合は独自SSL証明書の設定から反映されるまで、15分前後かかりました。
なのでその時間は自分でhostsファイルの設定をして新サーバーへアクセスしても、上手く表示されなかったりします。
やはりアクセス数の少ない時間に作業をする事をお勧めします。

こんなトラブルに注意&補足情報

新サーバーでCSSが反映されない

さくらのレンタルサーバの時、常時SSLに「さくらの常時SSL化プラグイン、SAKURA RS WP SSL」を使っている方も多いと思います。
これで他のレンタルサーバーに移転した場合、スタイルシートが適用されない!というトラブルに合う場合があります。
その場合はヘッダーで読み込んでいるCSSのパスがhttpのままになっているのが原因だと思いますので、「SSL Insecure Content Fixer」 プラグインを使ってみましょう。

設定は基本のままで、

非セキュアコンテンツの修正方法→シンプル
HTTPSの検出方法→HTTPSを検出する方法がない

に設定すれば解決すると思います。

新サーバーで403エラー

プラグインで移行した場合は無いと思いますが、FTPソフトでフォルダごとアップロードした場合、403エラーになる場合があります。
アップロード先のフォルダへWordPressフォルダの”中身”をアップロードすべきところ、フォルダそのままアップロードした事が原因のケースが多いです。

メールアドレスの設定

サーバー移行が終わったら、メールアドレスの設定も忘れずに行いましょう。
今まで使っていたドメインのメールアドレスを、wpX側にも追加しましょう。

平行稼働期間

ネームサーバーを切り替えて、自分からのアクセスも新サーバーに繋がるようになったからといって、すぐに旧サーバーを削除・解約してはいけません。
受信メールの取りこぼし、サイトの表示エラーなどを防ぐ為に、DNS情報を変更後の2~3日間は新サーバーと旧サーバーの2つを並行して利用することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
サーバー移転を行う前はかなりハードルが高く感じ、ココナラなどを使って得意な人にお願いしようかなーとも思ったんですが、意外と大丈夫でした。
以上、ご参考になれば幸いです。

関連記事:さくらのレンタルサーバからwpXサーバーに変えたらサイト表示速度はどれくらい変わるか

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